高卒エンジニアの年収額はそれほど低くない

高卒エンジニアの年収は、最初のうちは業界でも最安値であることが多い。
一般的に、大学を卒業した人にはそれだけの価値があると見られているからだ。
ただ、高卒エンジニアは大卒の人よりも四年余分に経験を積めるのがメリットである。
このメリットを無駄にせずにきちんと自分のものにできれば、将来的には大卒の人よりも高い年収を得ることができる可能性もある。

エンジニアの世界ではスキルが重要視されていて、学歴は働き続けていればどんどん役に立たなくなってくるからだ。
十年後には、下手をすると高卒の人のほうが高収入を得ていることはまったく珍しくはないのである。
世界的に見ても、経験をより多く積んだ人のほうが出世をしているのがIT業界の特徴である。
一般の営業職なら大卒の人の方が出世も早いが、IT業界はそうした学歴の威力が最も使いにくい場所だと言えるかもしれない。

学歴を武器にしたいのなら、公務員や大企業など、スキルよりも学歴の威力が高い世界へ行くのが妥当である。
IT業界は完全にスキル主体の世界で、能力主義が当たり前になっているので要注意だ。
普通は大学に行っておかないと、高収入を得ることは難しい。
しかし、IT業界なら入ってからの努力次第で大学に行かずとも年収1000万円を確保することもさほど難しくはないのだ。
こうした点から、プロスポーツ業界と近いと考える人もいる。
大学に行く暇があれば高校卒業時にすぐに業界入りするのがいいという世界は、他にも存在している。